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【市況】出遅れ銘柄の水準訂正と中小型株での値幅取り/後場の投資戦略


日経平均 : 16,939.76 (-75.02 )
TOPIX  : 1,364.09 (-11.26 )

[後場の投資戦略]

 日経平均は利食い優勢の展開となっているが、先週末の価格レンジ内での推移であり、底堅さが意識される。17000円回復で目先的には達成感が意識されやすいところでもあり、想定内の一服といったところであろう。セクターでは海運や鉄鋼がしっかりだが、相対的に売り込まれていたセクターへのリバーサルの動きとみられる。市場全体に落ち着きがみられてくるなか、水準訂正が意識されやすい。
 そのほか、ジャスダック平均が8営業日続伸、マザーズ指数が6営業日続伸など、個人主体の中小型株への物色意欲は旺盛のようである。日経平均は17000円近辺でのこう着となるなか、出遅れ銘柄の水準訂正と中小型株での値幅取りの商いが続きそうである。(村瀬 智一)
《NH》

 提供:フィスコ

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