市場ニュース

戻る
 

【通貨】外為サマリー:1ドル113円70銭前後に軟化、米早期利上げ観測後退で上値重い

 7日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=113円70銭前後と前週末に比べ10銭強のドル安・円高で推移している。

 前週末4日に発表された米2月雇用統計は非農業部門雇用者数が24.2万人増と市場予想(19.5万人)を上回った。ただ、平均時給は伸び悩んだことから、3月FOMCでの早期利上げ観測は後退した。
この流れを引き継いだ7日の東京市場では113円台後半で上値の重い展開。日経平均株価も下落に転じるなか、ドル売り・円買いが優勢となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0995ドル前後と前日に比べ0.0040ドル強のユーロ高。対円では1ユーロ=125円00銭前後と同30銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

株探からのお知らせ

    日経平均