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【市況】日経平均は80円安、東証1部値上がりは859銘柄、値下がりは933銘柄


09時48分時点の日経平均は先週末比80.69円安の16934.09円。4日の米国市場では、2月雇用統計で非農業部門雇用者数が24万2000人増と予想を大幅に上回ったほか、失業率も前月比横ばいの4.9%と好調な内容となった。堅調な米国の雇用情勢が好感される一方で、追加利上げへの警戒感から、朝方はもみ合う展開に。しかし、平均時給が下落したことで3月の利上げは困難との見方が優勢となり上昇に転じた。堅調な原油相場も支援材料となり、NYダウは62.87ドル高の17006.77ドルで引けた。

シカゴ225先物清算値は大阪比30円高の17030円となり、日経平均は先週末比9.86円高の17024.64円でスタート。しかし、節目の17000円回復で目先的な達成感が意識されやすいほか、為替相場がやや円高に振れて推移していることもあり、利益確定の売りも出やすく下げ幅を一時100円超に広げている。為替市場はドル・円が113円60銭台、ユーロ・円が124円90銭台で推移。

業種別では、保険が2.8%安で下落率トップ。また、電気・ガス、その他製品、食料品、情報・通信、陸運、繊維、建設、精密機器などがさえない。一方、海運、証券、卸売、パルプ・紙、非鉄金属、銀行は上昇。

東証1部の騰落状況は値上がり859銘柄、値下がり933銘柄。値上がり率上位銘柄は、ネオス<3627>、マネパG<8732>、エムアップ<3661>、ザッパラス<3770>、ブロドリーフ<3673>など。値下がり率上位は、日電子<6951>、CSP<9740>、共英製鋼<5440>、ファースト住<8917>、JIN<3046>など。

【東証一部の騰落状況】
値上がり数 859
値下がり数 933
変わらず 146
値付率 99.7%

《SY》

 提供:フィスコ

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