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【市況】個別銘柄戦略:引き続き資源関連株などが優位の状況に


米雇用統計では、雇用者数が想定以上の上振れとなった一方、早期利上げ懸念が強まる状況にもならなかった。東京株式市場にとってもポジティブな方向と考えられ、引き続きリバウンドを目指した動きが優勢となりそうだ。寄り前の外資系証券売買動向も大幅な買い越しと需給面も支援となろう。先週はリターンリバーサルの流れの中で、売り込まれてきた銘柄のリバウンドが中心であったが、今後は資金流入の対象が広がっていくと考えられる。目先の活発な買い戻しの動きは沈静化してこようが、本日に関しては、中国の景気刺激策への期待から、中国関連や資源関連が引き続き優位と考える。パソナなどの派遣料金引き上げ報道で人材サービス関連にも注目。また、LINEの上場観測が伝わっていることで、LINE関連銘柄なども幅広く物色されてくる可能性。

《KS》

 提供:フィスコ

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