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【市況】NY原油先物週間見通し:堅調か、ヘッジファンドはポジション反転も


■NY原油先物
安値:32.32ドル
高値:36.34ドル
終値:35.92ドル
前週末比(騰落率):9.58%

■上昇、価格安定への期待と雇用統計を好感

上昇。サウジアラビアは他の産油国と協力する意向を示したことで価格安定への期待が高まった。また、米国での生産は6週連続で減少したことで、過剰供給への警戒感が後退。2月雇用統計で非農業部門雇用者数が予想を上回る24.2万人増だったことを受けて、景気回復の継続が示され、消費量が拡大するとの見方が広がった。


■堅調か、ヘッジファンドはポジション反転も

想定レンジ:33.00~40.00ドル

堅調か。サウジアラビアは、原油相場のボラティリティーを抑制するため、主要産油国と引き続き協力して取り組んでいくとの見解を示している。先行きに対する不透明感が強いものの、一部のヘッジファンドなどは底入れからの反発を想定したポジションに切り替える動きもみられているようであり、緩やかなリバウンドは継続か。

《TN》

 提供:フィスコ

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