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2016年03月04日16時41分

【材料】本日の注目個別銘柄:シャープ、参天製薬、日本テレビなど

アルプス 【日足】
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アルプス 【日中足】


<6770> アルプス 2197 +66
上げ目立つ。同社や村田製、航空電子など電子部品の一角が強い動きになっており、引き続きショートカバーの動きが優勢になっているとみられる。米アップルの株価続伸なども安心感につながっているようだ。同社に関してはみずほ証券が、目標株価を3300円に引き下げているものの投資判断「買い」を継続。カメラアクチュエータは売上拡大余地があり、来期業績は足踏みとなるものの、18.3期の業績は好転するとの見方を維持。

<5726> 大阪チタ 1780 -105
売り先行。前日に業績予想の下方修正を発表、通期営業損益は従来の18億円の黒字から11億円の赤字に、最終損益は13億円の黒字から82億円の赤字に修正している。未定としていた期末配当金は無配とする。ポリシリコン事業において国内主要ユーザー向けの製品出荷の遅延が影響したほか、ポリシリコン事業に係る固定資産の減損損失を特別損失に計上するようだ。

<3501> 住江織物 307 +29
買い優勢。太陽光発電が出来る繊維を開発したと報じられている。わずかな電気でも稼働するウエアラブル型の生体センサー向け電源などでの利用を想定、2019-2020年の実用化を目指すもよう。用途の拡大も想定されることから、今後の業容拡大につながっていくとの期待感が高まる展開になっている。

<6753> シャープ 151 +13
急伸。鴻海董事長が来日、買収についての最終協議を進めていることがわかったと伝わっている。偶発的債務は重大な問題にならないと判断、7日をメドとした契約締結を目指すとされている。提携交渉が物別れに終わる、偶発的債務の深刻さなどといった過度な警戒感は後退する方向となり、買戻しの動きなども優勢になっているようだ。ただ、大規模な希薄化に伴って、依然として株価の割高感は強いとの見方も。

メガバンク総じてもみ合い。海外投資家を中心としたショートカバーが主導となって連日の大幅高となっていたが、3社ともに2営業日での上昇率は10%超に達しており、本日は戻り売りニーズも強まる状況に。BNPパリバ証券では、メガバンク3社の投資判断を一斉に格下げしているもよう。一時的なラリーはあるかもしれないが、資金利益の低下を避けられない銀行セクターをあえて持つ必要性は小さいと指摘のようだ。

<5017> 富士石油 352 +19
買い優勢。大和証券では投資判断を「3」から「2」に格上げ、目標株価は380円としている。今期までは4期連続純損失計上が見込まれるが、来期は黒字に転換することで、自己資本の回復局面入りをする確度が高いと予想しているもよう。今期の黒字ガイダンスは短期的なカタリストになると期待している。なお、大和証券では石油業界全般的に、来期は原油安メリットの通期寄与や石油精製マージンの安定化により、石油精製事業での増益が期待できるとしている。

<4536> 参天製薬 1721 -74
さえない。本日は医薬品セクターが業種別値下がり率のトップとなっている。2位の情報通信とともに、ディフェンシブ性の高さが本日は逆風となる形に。また、モルガン・スタンレーMUFG証券では医薬品業界のカバーを再開としているが、4-5月の各社ガイダンスは相当厳しくなると指摘しているようだ。さらに、本日は4月からの新薬価が告示されている。想定どおりとは見られるが、同社のアイリーアなどは再算定で高い引き下げを受けている。

<9404> 日本テレビ 1918 -91
下げ目立つ。メリルリンチ日本証券では投資判断を「買い」から「中立」に格下げ、本日の売り材料につながっているようだ。目標株価は2530円から2100円に引き下げへ。セクター内では相対的に割安感が強いものの、来期のコンセンサスが営業9%増益を見込むのに対して、メリルリンチ日本証券では2%減益を予想しているようだ。会社計画が減益予算となる可能性に留意したいとも。

<2270> 雪印メグ 2672 -97
大幅続落。明治ではカマンベールチーズの新製造棟を新設すると発表している。生産能力は現在の1.5倍程度になるもよう。この分野では、同社と明治が市場シェアで拮抗しており、競争激化につながるとの懸念が高まる形のようだ。みずほ証券では、今回の設備投資は需給を反映した内容であり、同社業績への影響も限定的と指摘している。
《XH》

 提供:フィスコ

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