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【材料】ダイサンが安い、製商品販売事業で受注状況が予想下回り第3四半期累計は営業減益に

 住宅・建築工事の足場設計・施工業者のダイサン<4750>が安い。3日引け後、16年4月期第3四半期累計(15年4月21日~16年1月20日)の非連結決算を発表した。売上高は前年同期比3.7%増の59億1600万円、営業利益は同20.0%減の5億600万円で着地した。営業減益となったことが嫌気されているようだ。

 施工サービス事業では、引き続き大手住宅メーカーとの取引を拡大し、リフォーム物件の積極的な受注を進めたこと、受注量の多い首都圏に対し、機動的な施工人員の移動を行ったことから、前年同期と比べ、売上高、利益とも増加した。しかし、製商品販売事業では、増税前の前倒しによる購入の影響が長引き、受注状況が当初の予想を大きく下回ったことから、前年同期と比べ、売上高、利益とも減少した。ただ、純利益は特別利益として投資有価証券売却益を計上したことなどにより、前年同期比62.9%増の6億4600万円となった。
《MK》

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