【市況】日経平均は28円安、東証1部値上がりは987銘柄、値下がりは798銘柄

09時45分時点の日経平均は前日比28.81円安の16931.35円。3日の米国市場は、原油相場の続落を受け、売りが先行。2月ISM非製造業景況指数が前月から縮小したほか、1月製造業受注指数が予想を下振れたことで上値の重い展開となった。しかし、明日の雇用統計結果を見極めたいとの思惑から下げ幅を縮小、引けにかけて上昇に転じ、NYダウは44.58ドル高の16943.90ドルで引けた。

シカゴ225先物清算値は大阪比145円安の16845円となり、日経平均は前日比32.80円安の16927.36円でスタート。日経平均は直近3日で900円超の上昇となった反動もあり、利益確定売りが先行したが、底堅い展開で16900円を挟んでのもみ合いとなっている。為替市場はドル・円が113円60銭台、ユーロ・円が124円30銭台で推移。

業種別では、医薬品が2.2％安で下落率トップ。また、情報・通信、陸運、食料品、建設、不動産、サービス、倉庫・運輸、保険などがさえない。一方、海運、鉱業、証券、電気・ガス、ガラス・土石、銀行、電気機器はしっかり。

東証1部の騰落状況は値上がり987銘柄、値下がり798銘柄。値上がり率上位銘柄は、住江織<3501>、竹内製作所<6432>、サイバネット<4312>、明治海<9115>、アイロムG<2372>など。値下がり率上位は、大阪チタ<5726>、日テレHD<9404>、トリドール<3397>、大崎電<6644>、一正蒲鉾<2904>など。

【東証一部の騰落状況】
値上がり数 987
値下がり数 798
変わらず 154
値付率 99.7％

《SY》

　提供：フィスコ