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【市況】東京株式(寄り付き)=円高を背景に反落でスタート

 4日の東京株式市場はやや売り先行でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比32円安の1万6927円と反落。

 日経平均は前日に今年初となる3日続伸を記録したが、この間に930円あまりの上昇をみせており、ひとまず利益を確定する動きが優勢となっている。前日の欧米株市場では高安まちまちの展開で方向感に乏しく、米国株市場はNYダウ、ナスダック指数ともに小幅続伸したものの勢いを欠いた。一方、外国為替市場では1ドル=113円台後半の推移とドル安・円高に振れており、これが主力株中心に買い手控えムードにつながっている。日本時間今晩に予定される2月の米雇用統計の結果を見極めたいとの思惑もあり、週末要因とあわせ上値を買う動きは限定的となりそうだ。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、13業種前後が高く、値上がり上位に水産、精密機器、証券、ガラス土石、鉱業など。値下がりでは不動産、情報通信、鉄鋼、倉庫、陸運など。


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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