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【通貨】明日の為替相場見通し=米雇用統計発表を前に手控えも

 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、一段の上値を意識しながらも米雇用統計の発表を前に手控え気分も強まりそうだ。予想レンジは1ドル=113円50~114円50銭。

この日の東京市場では、原油価格や日経平均株価の上昇を受け、一時114円20銭台に値を上げた。ただ、114円台では利益確定の売りも膨らみ夕方の欧州時間にかけては114円割れの水準に軟化した。今晩は米2月ISM非製造業雇用統計や米1月製造業受注、それに新規失業保険申請件数が発表される。最大の焦点は、明晩発表される米2月雇用統計であり、あすにかけては手控え感が台頭することも予想される。このなか、114円台前半を中心とするもみ合い相場が続く可能性もありそうだ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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