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2016年03月03日14時21分

【市況】「くりっく365」2月のドル・円の値幅は10円超、短期筋は活発な商いを展開


東京金融取引所(金融取)が手掛ける取引所為替証拠金取引「くりっく365」では、2月の取引数量は前月比3.2%プラスの446万7666枚。1日の平均取引数量は21万2745枚と前月比では小幅に減少したほか、月末時点の証拠金預託額も前月比10億円減の4982億円となった。通貨別では、ドル・円が前月比17.6%増の157万1459枚と大幅に増加した。

一方、取引所株価指数証拠金取引「くりっく株365」では、12月の取引数量は前月比2.3%プラスの84万7016枚。1日平均取引数量に関しては前月比マイナスの4万0334枚となったが、月末時点の証拠金預託額は398億円と前月比11億円のプラスとなった。

月間ベースでのドル・円の高値は2月1日の121円49銭。一方、安値は11日の110円99銭。10円50銭の値幅となった。1ヶ月で10円超動いたのは、リーマンショック発生後の08年10月以来と歴史的な値幅に。値動きが大きくボラティリティが高まったことで、短期的な投資家が活発な商いを実施したもよう。

3月は日米欧中の金融政策が発表されることで引続き値動きが激しくなる可能性はある。中国は景気刺激策、欧州は追加の金融緩和、日本は現状維持、米国も現状維持(ハト派に傾く)が市場コンセンサスとなっている。各国の金融政策内容がほぼ想定通りとなれば、市場の不透明感は徐々に後退しそうだ。値動きが前月比で小さくなっても、投資家心理が改善されればコンスタントに商いは積み上がると思われる。

《MT》

 提供:フィスコ

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