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【市況】東京株式(前引け)=朝安後に切り返し、1万7000円大台が視野

 3日前引けの日経平均株価は前日比148円53銭高の1万6895円08銭と続伸。前場の東証1部の売買高概算は14億6174万株、売買代金概算は1兆2719億6000万円。値上がり銘柄数は1187、対して値下がり銘柄数は644、変わらずは110銘柄だった。

 きょう前場の東京株式市場は、朝方は為替相場が円高傾向に振れていることを受けて売りが優勢で始まったが下値を売り込む動きはなく、主力株中心に切り返しに転じた。海外ヘッジファンドとみられる先物への買い戻しが観測されるなか、日経平均は一時200円を超える上昇で1万6900円台半ばまで上値を伸ばし、2月8日以来の1万7000円大台回復を目前に捉える場面もあった。

 個別では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、三井住友フィナンシャルグループ<8316>などメガバンクが買われた。ファーストリテイリング<9983>、ソフトバンクグループ<9984>なども上昇。インプレスホールディングス<9479>が大商いで急伸、東芝<6502>も高い。川崎汽船<9107>、ジェイ エフ イー ホールディングス<5411>なども物色資金を集めた。半面、五洋建設<1893>が売られ、さくらインターネット<3778>、SCSK<9719>も安い。日新電機<6641>、カルソニックカンセイ<7248>も下落した。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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