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【市況】11時時点の日経平均は3日続伸、東芝や第一生命の上げ目立つ


11時00分現在の日経平均株価は16932.02円(前日比185.47円高)で推移している。2日の米国市場では利益確定売りが先行したが、2月ADP雇用統計が予想を上振れしたことで引けにかけ上昇に転じ、NYダウは34ドル高で取引を終えた。ただ、日経平均は前日の大幅上昇の反動に加え、朝方の為替相場がやや円高方向に振れていたことから50円安でスタートした。寄り付き後は原油相場の上昇や堅調な米雇用、前日の大幅上昇による需給改善などを背景にプラスへと切り返し、上げ幅を3ケタに広げ16900円台を回復している。

個別では、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>といったメガバンク株が軒並み6~7%高で推移している。その他売買代金上位も、トヨタ自<7203>、ソフトバンクグ<9984>、マネパG<8732>など全般堅調。前日に月次データを発表したファーストリテ<9983>は3%超の上昇。三菱商事<8058>などの大手商社や、東芝<6502>、第一生命<8750>なども上げ目立つ。また、インプレスH<9479>、コア<2359>、アクリーティブ<8423>などが東証1部上昇率上位となっている。一方、マツダ<7261>が小幅安となっているほか、JR東海<9022>は3%近い下げ。また、パイロット<7846>、DNC<4246>、サックスバーH<9990>などが東証1部下落率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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