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【市況】3日の株式相場見通し=円高進行を嫌気し利益確定売り先行

 3日の東京株式市場は、きのうの大幅高の反動で利益確定売りが出やすい地合いが想定される。また、外国為替市場では、前日に比べて円高・ドル安での推移となっていることから、これも売り材料となりそうだ。

 2日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比34.24ドル高の1万6899.32ドルと小幅続伸した。NYダウ平均株価は、前日の大幅高の反動で一時、前日比で100ドル近くまで下げ幅を広げる場面があったものの、NY原油先物価格が上昇に転じるのに伴って買いが優勢となり小幅続伸でこの日の取引を終えた。 ナスダック総合株価指数は、前日比13.827ポイント高の4703.422と小幅続伸した。
 3日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=113円50銭台と前日に比べて円高・ドルが進行している。

 日程面では、グラビア印刷加工、ドライラミネート加工、コーティング加工及び成型加工による製造販売を手掛ける中本パックス<7811>が東証2部に新規上場する。海外では、米2月のISM非製造業景況指数、ブラジル10~12月期のGDPが焦点になる。(冨田康夫)

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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