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【市況】NY金:反発で1241.80ドル、米株軟調で安全資産としての買い優勢か


 NY金は反発(COMEX金4月限終値:1241.80↑11.00)。1228.00ドルまで下落後、1242.50ドルまで上昇した。この日発表の米国の2月ADP全米雇用報告(民間雇用者数)の上振れを受けて、連邦準備理事会(FRB)の年内利上げ観測が盛り返し、ドル高になったことで、金の売りが一時強まった。



 しかし、全米石油協会(API)の週間統計で原油在庫が大幅増となったことによる原油安、米株下落スタートを受けて、金は買い戻しに転じた。米エネルギー情報局(EIA)の週報発表後、原油高になったが、株反発は一時的となり、金はその後も底堅い動きになった。

《KK》

 提供:フィスコ

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