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【通貨】明日の為替相場見通し=115円意識の展開も、米ADP雇用統計に注目

 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、115円を意識した展開も期待できそうだ。予想レンジは1ドル=113円80~115円00銭。

 この日は、前日の米2月ISM製造業景況感指数が堅調な内容だったことを好感し、ドル買い・円売りが優勢の展開。ISM製造業景況感指数は49.5と市場予想を上回る一方、依然50を下回る水準であり、米利上げ懸念を膨らませず景気回復を示す絶妙の結果と受け止められた。相場全般はリスク回避姿勢の後退が強まっており、状況次第では115円を意識する展開も見込めそうだ。

 今晩の注目ポイントは4日の米雇用統計の前哨戦となる2月ADP雇用統計で、その結果が堅調なら一段のドル高が期待できる。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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