【通貨】東京為替:ドル・円は113円89銭付近、豪GDP上振れで円売り
2日の東京外為市場でドル・円は113円89銭付近。午前中に発表されたオーストラリア10-12月期国内総生産(GDP)が堅調だったことから豪ドル・円が上昇し、ドル・円の買いにつながった。
ドル・円は前日の海外市場で米経済指標が好感され、114円19銭まで上昇した。今日の東京市場ではドルは日本株高に連動せず、朝方から利益確定売りが強まり、一時113円74銭まで下落した。
しかし、9時半発表の豪GDPが予想を上回ったことから豪ドル・円が81円80銭付近から82円56銭まで上昇。ドル・円やユーロ・円などの買いに波及した。ただ、ドル・円の戻りは限定的で、足元でも利益確定売りが広がっているもよう。
ランチタイムの日経平均先物は堅調地合いが続いているが、ドル・円は引き続き利益確定売りが上値を抑えるだろう。
ここまではユーロ・ドルは下げ渋り、1.0862ドルから1.0881ドルで推移。また、ユーロ・円はもみあい、123円69銭から124円07銭で取引された。
【要人発言】
・日銀黒田総裁「2%物価目標達成時期は2017年度前半頃」
《XH》
提供:フィスコ