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【材料】UBICがネット上の「犯罪の予兆」を発見する分析システムを官公庁向けに提供開始

 UBIC<2158>がこの日の取引終了後、独自開発の人工知能「KIBIT(キビット)」を用いたソーシャルメディア分析システム「Lit i View SNS MONITORING(リット・アイ・ビュー エスエヌエスモニタリング)」の提供を開始すると発表した。

 「SNS MONITORING」は、実際にあった犯罪予告や脅迫などの文章や、調査官の経験と暗黙知に基づいた「犯罪の予兆となりうる投稿」をKIBITが学習。ツイッターや2ちゃんねるなどの膨大な書き込みのなかから、危険度の高いものを自動的に絞り込み、アラートメールを監視者に発信するというもの。ソーシャルメディアやネット掲示板に見られる短いテキストや独特の言い回し、隠語などからも犯罪に発展しうる危険度を判断するほか、検出した書き込みを人間がレビュー(評価)することで、検知精度を向上させたことなどが特徴。また、見つけたいキーワード(複数指定)によるフィルタリングの併用も可能で、フィルタリングを行ったうえ、KIBITによるスコア付けも行うとしている。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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