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【市況】11時時点の日経平均は続落、中国2月財新PMIが予想下回り下げ幅拡大


11時00分現在の日経平均株価は15858.51円(前日比168.25円安)で推移している。29日の米国市場では、世界経済の減速懸念が強まるなかNYダウは123ドル安となった。為替相場も円高に振れて推移していたが、原油高や中国の追加金融緩和を好感した動きがあり、日経平均は13円安からスタートすると一時プラスに切り返す場面があった。その後は16000円水準でのもみ合いが続いていたが、10時45分に発表された中国の2月財新製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を下回り、円高進行とともに下げ幅を拡大した。

個別では、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>、みずほ<8411>、三井住友<8316>、ファーストリテ<9983>などが軟調。日産自<7201>、ファナック<6954>、ソニー<6758>、富士重<7270>が2%超、マツダ<7261>が3%超の下落に。任天堂<7974>も4%超下げている。また、今期業績予想を下方修正したNEC<6701>が13%を超える下落となっており、SBSHD<2384>、バイタルKSK<3151>などとともに東証1部下落率上位となっている。一方、ソフトバンクグ<9984>、小野薬<4528>、JT<2914>などが堅調。自社株買い実施を発表した日東電<6988>は2%超の上昇に。また、業績観測報道の伝わったTAC<4319>のほか、サニックス<4651>、マネパG<8732>などが東証1部上昇率上位となっている。

《HK》

 提供:フィスコ

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