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【市況】東京株式(寄り付き)=中国追加緩和も円高で小幅安スタート

 1日の東京株式市場は売り買い交錯もやや売り優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比13円安の1万6013円と小幅続落。

 米国景気の先行きにも不透明感が漂い始め、足もとリスクを回避する動きが強まっており、前日の米国株市場では123ドル安と続落。東京市場では前日に日経平均が大幅高の後、引けにかけ大きく軟化したことで、需給悪懸念が意識されている。中国人民銀行が追加緩和を決めたことで、中国経済に対する過度な不安は後退しており、これは日本株にもポジティブ材料として働きそうだ。一方、外国為替市場では、1ドル=112円台前半の推移と円高傾向に振れており、輸出主力株中心に積極的な買いが入れにくい環境にある。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、13業種前後が高く、値上がり上位に鉄鋼、非鉄、保険、鉱業、金属製品など。値下がりでは繊維、その他製品、機械、電力ガスなど。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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