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【通貨】明日の為替相場見通し=中国製造業PMIの結果など注視

 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、中国製造業PMIなどの結果に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=112円30~113円50銭。

 先週末のニューヨーク市場で一時114円近辺までドル高・円安が進んだが、この日の東京市場では巻き戻しのドル売り・円買いが活発化。一時112円70銭台まで値を下げ、往って来いの格好となった。週末のG20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で「通貨の競争的な切り下げ回避」などに言及されたことから、日銀の追加金融緩和は実施しづらくなった、との見方もある。

 あすは中国2月製造業PMIが発表される。市場では1月とほぼ横ばいとの予想が出ているが、その結果次第で一気に相場が動く可能性もある。あすは豪州準備銀行理事会も予定されている。また、国内では1月有効求人倍率が発表される。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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