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【特集】ネクステージ Research Memo(12):4番目の施策である「中型店舗の多店舗展開」は、おおむね改善が果たせた。


■業績動向

○連結貸借対照表
ネクステージ<3186>の2015年11月期末の総資産は、17,859百万円、前期比1,891百万円の増加となった。増加の大きな項目は、商品(前期比1,943百万円増)と新規出店に伴い有形固定資産(同1,032百万円増)であった。商品の増加は、2015年頭の初売りセールなどのために在庫を意図的に増やしたことによる。当期末の有利子負債は前期末比491百万円増の9,893百万円であった。内訳は、短期が4,209百万円(前期比2,334百万円減)、長期が5,684百万円(同2,826百万円増)となっており、短期から長期へのシフトが見られた。自己資本比率は25.0%、前期比1.7ポイント上昇した。

○キャッシュ・フロー計算書
当期末の現金及び現金同等物は1,785百万円と前期比583百万円減少した。資金の使途は、前述したように商品の積み増しと新規出店に伴う固定資産の取得になる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

《HN》

 提供:フィスコ

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