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【特集】ネクステージ Research Memo(3):車両価格の競争力を最重視、在庫の高回転率を実現


■事業概要

○ビジネスモデルを構成する3本柱
ネクステージ<3186>の広域・多店舗展開というビジネスモデルを構成する3本柱は、(1)低価格・高商品回転、(2)専門店化、(3)クロスセルである。

(1)低価格・高商品回転

インターネットの普及により、商品価格の比較が容易になった。また、多数の買取専門店の出現で中古車の査定がマニュアル化され、公平性が高まった。その結果、中古車について、消費者による商品と価格の比較が容易になった。同社が最も重視しているのが、販売する車両価格の競争力である。価格訴求力が集客効果を高め、在庫の高回転率を実現する基となる。

高い商品回転率は、常に新しい在庫を展示するという好循環を生む。低価格戦略は、1台当たりの利益率が抑えられるものの、高い回転率が利益のボリュームを積み上げることになる。

同社の来店客に対する成約率は、業界平均の約20%に比べ約50%程度と極めて高い。強い価格訴求力のおかげで、新規出店したエリアでも強い集客力を発揮する。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 瀬川 健)

《HN》

 提供:フィスコ

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