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2016年02月29日14時39分

【材料】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家Bコミ氏:日銀政策決定会合 その2/7

ケネディクス 【日足】
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ケネディクス 【日中足】


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家Bコミ氏(ブログ「小遣い0円サラリーマンの生き方」を運営)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2016年2月22日22時に執筆

トレードルームでの会話を基に相場の話全般を載せていきたいと思います。
トレード中は何を参考にしたり、考えたりしているのか、情報の活かし方やトレーダーの心理など感じることができれば皆様の投資の一助になると考えております。

※相場に即して進めますが、二年目と新人は架空の人物ですので相場の話以外はフィクションとして読んでいただければよろしいかと思います。
事務所はトレードスクールの受講者さんがいない場合は私とサポート頂いている「まことん」さんの二人でトレードしています。
まことんさんは投資歴10年、ファンダメンタルズを大切にする中長期投資家です。


まことん:あ、やっぱりマイナス金利導入でしたね。
Bコミ:報道ベースではすっきり出なかったよね?
まことん:見ているソースがいまいちなんですかね?
Bコミ:最初は「マイナス金利検討」と出てたから発表直後にヨーイドンで買いボタン押せなかったよね。そんな中、リスクとリターンを考えて注文入れた二年目は評価できるわ。
二年目:てへへ。

二年目:不動産株の上昇が止まらないですね。凄い買いが続いています。
Bコミ:ケネディクス<4321>売ったの?
二年目:450円で半分落としました。早かったですかね?
Bコミ:買値から十分上がったし、利食い千人力じゃない?
二年目:残りをどこで落とすか悩み中です。
新人:煽らないでくださいよ。買いたくなります。
二年目:S高まで行くのかな?
新人:ケネディクスこっそり買い!!
一同:www
二年目:あ、下がってきた。
Bコミ:先物急落。
新人:ぎゃー。

まことん:追加緩和したのに下がるのはなぜですかね?
Bコミ:ちょっとまって、日銀HPつながった。
Bコミ:当座預金はそのまま0.1%付くのか
まことん:日銀に積んでいる当座預金はそのままであんまり意味無いような
Bコミ:いや、国債金利は下がる。銀行のトレーディング~
二年目:うわっ、メガバンクの下げがエグイですね。
Bコミ:あー、銀行の下げについてはさっき言いかけたけど、銀行は貸出できないお金を国債のトレーディングで利益を得ている。欧州を見ているとマイナス金利の導入で長い年限まで国債金利がマイナスになるので銀行のトレーディング益が減少する懸念があるね。
二年目:それはゆゆしき事態ですね。
新人:私の含み損もゆゆしいのですが。
まことん:損切りは大切ですよ。

二年目:あれ?国債の金利がマイナスになるなら今保有している債券価格は上昇しますよね?銀行は儲かるのではないですか?
Bコミ:一時的にはね。トレード収益はインカムとキャピタルで構成されていて、インカムは利金が貰えるけど価格が高いし、キャピタルは価格が高い国債を買うことになるから今よりキャピタルも出にくくなるだろうね。だから長い目で見るとマイナス金利は再運用に支障をきたすと思う。

新人:意味がわからないのですが。
まことん:これ、説明難しいですよね。まず、オーバーパーの意味を理解していないとマイナス金利の理解は難しいよね。
Bコミ:じゃ、貸出の視点で見るとマイナス金利でベースの金利が下がるから貸出金利が低下するはずなので利ザヤが薄くなるよね?
新人:住宅ローンとかですか?
Bコミ:個人に馴染みの深いものであればそうだね。
新人:それなら理解できます。
二年目:債券の勉強もしたいです。

【反省・まとめ】

マイナス金利の導入は欧州で先行して導入されている金融政策で、金利の低下と金融機関の一応の貸し出しの増加が見られました。
しかし、マイナス金利は銀行経営において貸出の利ザヤ縮小とトレーディング損益の減少等、悪影響を及ぼすと考えています。貸出については預金金利がマイナスになるのは考えにくいことから調達コストが下がらないのに貸出金利だけ低下し、利ザヤの悪化が懸念されます。トレーディング収益については今回の日本のマイナス金利導入によって9年前後の国債がマイナスとなったため、一時的に保有国債の評価益が出るものの、インカムが減少し、キャピタルも取りにくくなるでしょう。トレーディング収益の源泉であるキャリーとロールダウンの双方での収益悪化懸念が考えられます。

その他、収益源になっている日銀当座預金の利子について、今回は据え置きとなりましたが、今後の追加緩和でここの金利が引き下げられると銀行経営をさらに圧迫する可能性が考えられます。

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執筆者名:Bコミ
ブログ名:小遣い0円サラリーマンの生き方

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 提供:フィスコ

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