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【通貨】東京為替:ドル反落、日本株の伸び悩みで


29日の東京外為市場で、ドル・円は反落した。日経平均株価が伸び悩んだことや上海総合指数が弱含みを受けた値動き。


ドル・円は朝方113円99銭を付けたが、日経平均が上げ幅を縮小したことや上海株の弱含みを受け、国内勢によるドル売りが強まった。午前中は、ドルは113円30銭まで値を下げた。


日経平均株価の上げ幅縮小を意識したドル売りは一服しつつあるが、具体的なドル買い材料が提供されない場合、ドルは113円台後半で上げ渋るとの見方が増えている。


なお、ランチタイムの日経平均先物は前週末終値付近で推移しているため、午後の取引では積極的なドル買いは手控えられそうだ。


ここまでユーロ・ドルは下げ渋り、1.0912ドルから1.0935ドルで推移。また、ユーロ・円は下げ渋り、123円91銭から124円48銭で取引された。

【経済指標】
・1月鉱工業生産速報:前月比+3.7%(予想:+3.2%、12月:-1.7%)

【要人発言】
・日銀黒田総裁
「マイナス金利、法的に何ら問題ない」

《TY》

 提供:フィスコ

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