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【材料】証券大手2社の投資評価変更、SMBC日興証券(花田浩菜)


こんにちは、フィスコリサーチレポーター花田浩菜の「SMBC日興証券の気になるレポート」です。


SMBC日興証券では大和証券グループ本社<8601>と野村ホールディングス<8604>の投資評価を変更しています。

大和証券G本社については、『市場環境厳しく、18/3期ROE10%達成困難の可能性が出てきた』と指摘し、投資評価を2(中立)から3(アンダーパフォーム)に引き下げ、目標株価も引き下げています。『さらなる評価には金融市場の安定化、安定収益の抜本的引き上げ、株主還元総額の維持または増加が必要』とのこと。

野村HDについては、『EPS100円目標に「変革と挑戦」続けるも、市場環境の逆風強い』として、同じく投資評価を2(中立)から3(アンダーパフォーム)に引き下げ、目標株価も引き下げています。『再評価には、海外事業の早期黒字化など収益性の抜本的改善や国内営業部門の収益水準向上が必要』と指摘しています。

さらに、「クオンツ:ペア・トレード・モニター」のレポートでは『多くのペアの乖離が縮小する中、野村HD/大和証券G本社の乖離のみが大きい』として『野村HDが大和証券G本社より割安』とも述べています。

証券会社が別の証券会社の投資評価をするという構図が興味深いですね!
ご興味のある方は詳細をレポートでご覧ください。


また、面白いレポートを発見したらご紹介しますね。


花田浩菜の「気になるレポート」は各種レポートを花田浩菜の見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートを御確認くださいませ。

フィスコリサーチレポーター花田浩菜

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 提供:フィスコ

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