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【市況】29日の株式相場見通し=円安進行を好感し買い先行

 29日の東京株式市場は、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で、市場の安定に向け政策を協調して実施する方針が打ち出されたことで、安心感から買い先行が予想される。また、外国為替市場では、円安・ドル高が進行しており、これも買い支援材料となりそうだ。
 26日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比57.32ドル安の1万6639.97ドルと反落した。NY原油先物価格が下落したことに伴い、株式市場でも売りが優勢となりダウ平均株価も下落に転じた。ナスダック総合株価指数は、前日比8.268ポイント高の4590.473と3日続伸した。
 29日早朝の東京外国為替市場では、1ドル=113円70銭台での推移となっている。
 日程面では、1月の鉱工業生産、1月の商業販売統計、米1月の中古住宅販売仮契約に注目。(冨田康夫)


出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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