市場ニュース

戻る
 

【通貨】英ポンド週間見通し:弱含みか、具体的な買い材料乏しい


■軟調推移、EU離脱観測の影響残る

先週のポンド・円は軟調推移。英国の欧州連合(EU)離脱への懸念は残されていることや、英中央銀行の利上げは2017年以降になるとの見方が広がったことが要因。米追加利上げ観測が再浮上し、リスク選好的な米ドル買い・ポンド売りの取引が増えたことも対円レートの下落につながった。取引レンジは154円73銭-161円56銭。

■弱含みか、具体的な買い材料乏しい

今週のポンド・円は弱含みか。英国の欧州連合(EU)離脱への懸念は払しょくされていないことや英中央銀行による利上げ論議は封印されており、具体的なポンド買い材料は見当たらない。ただし、原油価格の安定や欧米諸国の株高はポンド相場に対する支援材料となる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・3月1日:2月製造業PMI(予想:52.3)

予想レンジ:156円00銭-160円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均