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【通貨】豪ドル週間見通し:もみあいか、政策金利は据え置きの公算


■強含み、原油価格の上昇が好感される

先週の豪ドル・円は強含み。原油価格の上昇が好感されたようだ。米ドル・円相場が円安方向に振れたことも影響したが、中国の経済構造改革は豪経済にとってプラス材料になるとの思惑も豪ドル買いを促す一因となった。取引レンジは79円61銭-82円03銭。

■もみあいか、政策金利は据え置きの公算

今週の豪ドル・円はもみあいか。豪準備銀行(中央銀行)は3月1日に政策金利を発表する。2.00%で現状維持の予想だが、雇用情勢の改善は遅れていることから、リスク選好的な豪ドル買いは抑制される見込み。声明で追加利下げの必要性について指摘した場合、対円レートは上げ渋る可能性がある。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・3月1日:10-12月期経常収支(予想:-200億豪ドル)
・3月1日:豪準備銀行が政策金利発表(2.00%で据え置きの見込み)
・3月2日:10-12月期国内総生産(前年比予想:+2.6%)
・3月3日:1月貿易収支(予想:-32億豪ドル)
・3月4日:1月小売売上高(前月比予想:+0.4%)

予想レンジ:79円00銭-83円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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