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【通貨】2月26日のNY為替概況


26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、112円94銭から113円99銭まで上昇し113円90銭で引けた。

米国の10-12月期国内総生産(GDP)改定値は予想外に速報値から上方修正されたほか、1月PCE価格コア指数が予想を上回り、さらに、2月ミシガン大学消費者信頼感指数のインフレ期待が上方修正されたことを受けて年内の利上げ観測が再燃、ドル買いが加速した。

ユーロ・ドルは、1.1019ドルから1.0912ドルへ下落し1.0930ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事がユーロ圏の経済に悲観的な見通しを示しユーロ売りにつながった。ユーロ・円は、124円66銭から124円27銭へ下落。

ポンド・ドルは、1.3991ドルから1.3854ドルへ下落した。

ドル・スイスは、0.9914フランから0.9989フランへ上昇した。



[経済指標]・米・10-12月期GDP改定値:前期比年率+1.0%(予想:+0.4%、速報値:+0.7%)・米・10-12月期個人消費改定値:前期比年率+2.0%(予想:+2.2%、速報値:+2.2%)・米・1月PCE価格コア指数:前年比+1.7%(予想:+1.5%、12月:+1.5%←+1.4%)・米・1月個人所得:前月比+0.5%(予想:+0.4%、12月:+0.3%)・米・1月個人消費支出(PCE):前月比+0.5%(予想:+0.3%、12月:+0.1%←0.0%)・米・2月ミシガン大学消費者信頼感指数確定値:91.7(予想:91.0、速報値:90.7)・米・2月ミシガン大学1年期待インフレ率確定値:2.5%(速報値:2.5%)・米・2月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確定値:2.5%(速報値:2.4%)

《KY》

 提供:フィスコ

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