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【市況】米国株見通し:原油価格の上昇を好感か、G20で協調策への期待も


『米株式市場』


25日のNY市場は上昇。欧州株が全面高となったほか、1月耐久財受注が予想を大幅に上振れたことが好感され、買いが先行。その後下げに転じる場面もみられたが、ベネズエラ石油相が主要産油国と3月中旬に会合を持つと発言したことで原油相場が反発し、これを受けて切り返している。ダウ平均は212.30ドル高の16697.29、ナスダックは39.60ポイント高の4582.21。


グローベックスの米株先物は、NYダウで120ドル高程度の上昇を織り込んで推移している。欧州市場は軒並み上昇しており、概ね1.0%~2.0%高で推移している。26、27両日に上海で20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の開催を控えている。国際通貨基金(IMF)は、G20各国に対して新たな協調策を打ち出すよう求めるなど、世界の金融安定化への期待なども高まりやすい。

《TY》

 提供:フィスコ

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