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【通貨】外為サマリー:1ドル112円60銭前後へ軟化、利益確定売りに押される

 26日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=112円61銭と前日午後5時時点に比べ40銭強のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=124円56銭と同90銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は朝方113円台で推移していたが、午前10時以降は売りが優勢の展開。113円割れに下落した後、昼過ぎにかけ112円80銭近辺での一進一退が続いたが、午後2時過ぎに再度売りが膨らみ一時112円56銭まで軟化した。日経平均株価の上昇幅が縮小するのと歩調を合わせ、為替相場もドル売り・円買いが優勢となった。

 きょうからあすにかけ開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議の結果を確かめたいとの見方が強く、様子見姿勢が強まった。今晩は米10~12月期国内総生産(GDP)改定値の発表もあり、その結果も注目される。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1060ドル前後と前日に比べ 0.0030ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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