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【市況】東京株式(寄り付き)=買い優勢、米株切り返し不安心理後退

 25日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比67円高の1万5983円と反発。

 前日の欧州株市場は総じて軟調だったが、米国株市場ではNYダウが終盤切り返しプラス圏で着地したこともあって、足もとセンチメントは改善している。シカゴ日経平均先物も前日の大阪取引所の清算値を上回っており、寄り付きはこれにサヤ寄せするかたちとなった。前日時点で日経225採用銘柄ベースの騰落レシオは77%台と依然として売られ過ぎゾーンにあることで主力株を中心に潜在的な押し目買いニーズが強い。ただ、26~27日にG20を控えており、この結果を見極めたいとの思惑もあって上値を積極的に買う動きも期待しにくい。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、空運、輸送用機器、銀行を除き高い。値上がり上位に鉱業、鉄鋼、建設、非鉄、金属など。 

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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