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【通貨】NY為替:ドル・円は112円17銭、人民元安誘導&原油安で世界経済懸念のリスクオフ


 24日のニューヨーク外為市場でドル・円は、111円04銭まで下落したのち、112円21銭へ反発し、112円17銭で引けた。中国人民銀行による人民元安誘導、原油安、ルー米財務長官の発言を受けて、G20での危機・景気押し上げ対策への期待が後退し、リスク回避の円買いが加速。さらに、予想を下回った米1月新築住宅販売件数、米2月サービス業PMI速報値を受けた債券利回りの低下に、ドル売りが優勢となった。

 その後、米週次原油在庫統計の結果を受けて、原油価格が上昇に転じたことを好感し、リスク回避の動きが後退した。


 ユーロ・ドルは、1.0974ドルから1.1046ドルへ上昇し、1.1014ドルで引けた。ユーロ・円は、122円46銭まで下落後、123円56銭へ上昇した。


 ポンド・ドルは、1.3894ドルから1.3960ドルのレンジでもみ合った。英中銀のカンリフ副総裁(金融安定担当)のハト派発言を受けたポンド売りが上値を抑えた。ドル・スイスは、0.9940フランから0.9853フランへ下落した。

《KK》

 提供:フィスコ

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