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【材料】トヨタ、ホンダなど自動車株の下げ目立つ、為替の円高基調に警戒感

 トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>、富士重工業<7270>など自動車株の下げがきつくなっている。外国為替市場では1ドル=112円台出没の動きで円高傾向にあり、輸出依存比率の高い自動車セクターは採算悪化懸念が強まっている。

 市場では「週末のG20通過後も米国経済など外部環境を考慮すると為替の反転は見込みにくい」(国内証券)という見方が優勢のようだ。16年3月期については足もとの円高が及ぼす影響は限定的だが、マーケットの視線は17年3月期の業績見通しに向いている。4月から5月にかけて発表される自動車メーカーの来期業績見通しに為替の動向は重荷となることが予想され、これを警戒する動きが強い。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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