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【材料】三井不など不動産株が軒並み安、マイナス金利恩恵も先行き不透明感

 三井不動産<8801>、三菱地所<8802>など大手をはじめ不動産株が安い。日銀によるマイナス金利導入に伴う調達金利コストの低下や有利子負債負担の軽減に加え、住宅ローン金利引き下げの動きが不動産セクターには強い追い風となるとの見方から、株価はいったん大きく浮上したものの、2月に入り精彩を欠く動きとなっている。

 住宅ローン金利が下がっても景気先行きに不透明感が強く意識される状況となれば消費者は動かない。また、国税庁がタワーマンション高層階の課税評価額引き上げを検討する動きなどが伝わるなか、契約率が低落していることも嫌気されているようだ。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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