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【市況】個別銘柄戦略:原油安を背景に資源関連が一転軟化へ


原油市況の下落、欧米株安、為替市場での円高、寄り前の外資系証券フローの大幅売り越しなどを背景に、本日はリスクオフの流れが想定される。前日に堅調さが目立った資源関連株は一転、本日は全体株安を主導することになろう。プラント大手には一部で投資判断格上げの動きが見られているが、原油安が寄り響くことになりそうだ。海外銀行株安の流れからメガバンクなども冴えない展開が見込まれるところ。全般的には小売り株など内需系銘柄に資金シフトの公算。しまむらなど順調な月次発表も支援材料になろう。仮想通貨を「貨幣」認定との報道から、短期資金はフィンテック関連に向かう余地が大きいと考える。ほか、有機EL関連なども市場の拡大期待があらためて高まる可能性。

《KS》

 提供:フィスコ

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