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【通貨】NY為替:ドル・円は112円09銭、減産期待後退の原油安に連れリスクオフ


 23日のニューヨーク外為市場でド ル・円は、111円78銭まで下落後、112円42銭まで上昇し、112円09銭で引けた。サウジアラビアのヌアイミ石油鉱物資源相が「減産しない」と明言したため、失望感から原油価格が下落し、リスク回避の動きが優勢となった。


 ユーロ・ドルは、1.0994ドルから1.1038ドルへ上昇し1.1018ドルで引けた。米国の債券利回り低下に伴うドル売りが再燃。ユーロ・円は、123円07銭まで下落後、123円78銭へ反発した。


 ポンド・ドルは、1.4122ドルから1.4008ドルまで下落した。英国のEU離脱警戒感、英中銀のカーニー総裁が必要とあれば緩和手段があるとしたほか、「国民投票に向けて緊急時対応策を準備」との発言を受けてポンド売りが優勢となった。


 ドル・スイスは、0.9945フランから0.9896フランへ下落した。

《KK》

 提供:フィスコ

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