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【市況】NY原油:反落で31.87ドル、原油増産凍結に懐疑的な見方広がり売り優勢


 NY原油は反落(NYMEX原油4月限終値:31.87↓1.52)。この日から取引の中心となった4月限は、33.35ドルから31.63ドルまで下落した。イランのザンギャネ石油相が、「サウジアラビア、ロシアの増産抑制策は、話にならない」と発言したことを受けて、原油の売りが急速に強まった。



 サウジアラビアのヌアイミ石油相は、「市場安定のため協調行動にオープン」とする一方、「減産しない」と述べた。また、23日の取引終了後に全米石油協会(API)の週間統計、24日(水)に米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)の発表が予定され、在庫増の予想も売り材料になったとみられる。

《KK》

 提供:フィスコ

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