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【市況】東京株式(寄り付き)=海外株高受け続伸も為替動向を注視

 23日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前日比119円高の1万6230円と続伸。

 前日の欧米株市場が総じて高く、米国株市場ではNYダウが3日ぶり大幅反発、原油市況もWTI原油先物が急反発し終値ベースで11営業日ぶりに31ドル台に乗せるなど、リスクオンの流れが強まった。これを受けて東京市場でも主力株中心に買い直される展開にある。ただ、外国為替市場では1ドル=113円台を割り込む円高水準でもみ合っていることから、上値を積極的に買いにくい環境。朝方は前日のシカゴ日経平均先物価格の清算値に追随して高く始まったが、その後は為替動向を横目に神経質な展開が想定される。

 寄り付き時点で業種別では33業種中、不動産、水産、証券を除き高い。値上がり上位に鉄鋼、鉱業、非鉄、石油、卸売など。

出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)

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