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【通貨】2月22日のNY為替概況


 22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円28銭へ強含んだのち、112円81銭へ反落した。

米国の1月シカゴ連銀全米活動指数が予想外のプラスに改善したことや原油価格の上昇を好感し、リスク選好の円売り、ドル買いの動きが一時優勢となった。その後、民間マークイットが発表した2月製造業PMI速報値が予想外に悪化したためドルは伸び悩んだ。

ユーロ・ドルは、1.1037ドルから1.1003ドルへ下落した。英国のEU離脱警戒感が強まったことやリーカネンECB理事が追加緩和の可能性を示唆したためユーロ売りが強まった。ユーロ・円は、124円95銭から124円42銭へ下落。

ポンド・ドルは、1.4069ドルから1.4168ドルへ上昇した。英国のEU離脱警戒感を受けたポンド売りが加速したのち、債券利回り上昇に伴うドル買いが優勢となった。

ドル・スイスは0.9973フランから1.0003フランへ上昇した。

[経済指標]・米・1月シカゴ連銀全米活動指数:0.28(予想:-0.10、12月:-0.34←-0.22)・米・2月製造業PMI速報値:51.0(予想:52.4、12月:52.4)

《KY》

 提供:フィスコ

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