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2016年02月22日18時00分

【市況】高岡隆一の【今日のポイントとヒント】 「日銀政策発動の評価は為替に集約される」

高岡隆一(株式評論家)

「G20を控え主力株は見送り、新興株の短期売買に」
  
◆株価と為替の水準感を比較すると株が買われすぎの状態にある。2月1日高値→2月12日安値→現時点、この関係で見ると1ドル=113円割れの現状では、日経平均の水準は1万5200円前後でもおかしくないと計算されるが、実際の値は1万6000円割れ程度だ。600~800円ほどは買われすぎの状態にある。

◆恐らく空売りの買い戻しや株式市場に常に見られる強気派の多さ、そして「G20」への期待。さらには安倍総理と黒田日銀総裁が会談した辺りが過去では下値圏だったこと…。何らかの政策的な発動期待も重なり、これらが為替水準から見た計算値以上に株価が位置している背景と考えられる。

◆もちろん、株価には先見性があり、現状の株価水準が正しい可能性を否定できない。しかし万が一、G20で何もなければ為替の円高とともに大幅な下方向への株価水準の訂正が起こるリスクも否定できない。

◆こうしたリスク要因から大口投資家は見送り姿勢を強める一方、短期主体の投資家が新興株を中心に売買する。私はこのようなイメージを描いており、主力株よりは新興市場中心の売買に勝機ありとみている。ただし、円高には十分注意が必要となる。

2016年2月22日 記

情報提供:高岡隆一の株価天気予報

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