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【経済】(中国)住宅在庫:消化できないレベルに、当局の発表疑問視する声が相次ぐ


中国国家統計局が発表した不動産在庫のデータを疑問視する声が広がっている。発表された約7億平方メートル(平米)の在庫について、これは竣工した建物で未販売のデータだと指摘されている。

政府系シンクタンクである社会科学院はこのほど、2015年の住宅在庫が予想以上に増加し、21億平米前後になるとの見方を示した。現在の販売ペースで計算すると、少なくとも23カ月-24カ月が必要になると指摘した。

一方、北京師範大学の金融研究センターの鐘偉則主任は、建設中の建物や低価格住宅、国営企業が宿舎に使用目的で建設されている住宅などを合わせて計算すると、住宅在庫が80億平米以上になると警告した。鐘主任は、建設中の住宅と未販売の住宅のみで合わせるとすでに50億平米を超えていると指摘。中国の住宅在庫が消化できないレベルに達しており、中でも中小都市の供給過剰が目立っていると警告した。

《ZN》

 提供:フィスコ

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