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【通貨】豪ドル週間見通し:上値重いか、原油増産凍結の進展を見極めへ


■下げ渋り、原油高への期待が相場を下支え

先週の豪ドル・円は下げ渋り。サウジアラビアなど主要4カ国がまとめたドーハ協議にイラン石油相が支持と発言したことが材料視されて、原油価格は一時1バレル31ドル台まで上昇。米ドル・円相場は円高方向に振れたものの、原油高への期待で豪ドルの対円レートは下げ渋った。1月の雇用情勢はやや悪化したが、この結果を嫌気した豪ドル売りは限定的だった。取引レンジは79円83銭-82円43銭。

■上値重いか、原油増産凍結の進展を見極めへ

今週の豪ドル・円は上値の重い展開か。原油増産凍結の流れが進んでいるものの、進展を見極める必要性があることから原油価格が反発基調を強めるのは難しい。雇用情勢悪化で、追加の利下げ懸念が意識されることから上値は重くなりそうだ。25日移動平均線(82円35銭)が上値抵抗ラインとして意識されるとの声が聞かれている。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・特になし

予想レンジ:79円00銭-82円50銭

《FA》

 提供:フィスコ

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