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【特集】【FISCOソーシャルレポーター】個人投資家amema氏:自分にとって本当にこの情報は正しいの?


以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家amema氏(ブログ「株は誰でも勝てる!」の著者)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2016年2月18日に執筆

最近の乱高下相場では、何処を信じて何を購入してよいのか、全く不明です。

本来は、経済のファンダメンタルズを読み解き、今後の資金の流れを読み、ちょっとした投資の先回りを行う事が、投資家の儲けを生むものだと思います。
そのために、株式を読んだり、為替を読んだり、はたまた債券を読んだりと、徐々に自分に合う物を深く勉強するのが本来のスタイルだと私は考えます。

しかし残念ながら現在は、ファンダメンタルズや過去のトレンドを全く無視したかのような形で単なるマネーゲームのように相場が乱高下しているように見えます。
上記のようなことを何も読まなくとも、単なる感覚の勝負だけで儲けが出てしまう人がいるようです。
全面的にそのことを否定する訳ではないのですが、私には、これから日本の行方などを考えることも無く投資?投機を行なっているように思えるのです。

現在の相場が、日本にとって政策と合っているのか?それとも間違いなのか、上記のような感覚勝負で取引をされている人にとっては、どちらでも関係無いのかも知れません。

ただ、本当に日本を良くする為には、投資がマネーゲームには成って欲しくない、というのが私の本心です。
結果的に儲ける金額が同じでも、数倍意味が違うと私は思います。

この記事に目を通して頂ける方には、短期決戦では無く、深く背景や内容を知って頂き、そして自己資金を増やして頂きたいと思っています。

株式から紹介しますと、良く色々な方にどの銘柄があがるの?と良く質問されます。
そんな物はある訳がありません。
この業界が上がりそうだ、などは言えるとは思いますが・・・・。
証券会社の方であれば推奨銘柄をいくつか持っておりますので、それを勧めてくる筈です。
いろいろな情報を証券会社の方々はたくさん持っていますので、当然多くの情報量からお勧め銘柄を連絡する筈です。なんの疑いもありません。

ここであなたが証券会社の方だったとしましょう。
大口の取引をしている顧客、小口の取引をしている顧客、自分が推奨銘柄を複数持っています。あなたはどちらを優先して情報を伝えて儲けを出させてあげますか?
あえて記載しませんが、こういう関係の話はたくさんあるのです。

ですので、私の記事を読んで頂ける方には他人の情報を鵜呑みにせず、それを一つの情報として処理できるための知識を持って頂きたいと思っています。
そのお手伝いの意味で私の記事を利用して貰う、若しくは処理して貰える様に活用して下さい。

今回はこの辺りで終了します。また次回にお願い致します。

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執筆者名:amema
ブログ名:株は誰でも勝てる!

《NO》

 提供:フィスコ

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