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【通貨】NY為替:ドル・円は112円57銭、原油価格の下落を警戒、リスクオフ


 19日のニューヨーク外為市場でドル・円は、113円21銭へ強含んだ後、112円31銭へ反落し112円57銭で引けた。米国の1月消費者物価指数(CPI)の上昇、メスター米クリーブランド連銀総裁の利上げを支持する発言を受けて、ドル買いが一時優勢となった。しかし、その後は、原油価格の下落を警戒したリスク回避の円買いが強まった。


 ユーロ・ドルは、1.1067ドルまで下落後、1.1137ドルへ上昇し1.1130ドルで引けた。予想を下回ったユーロ圏2月消費者信頼感指数速報値を受けて、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測が強まった。ユーロ・円は、125円53銭から125円02銭へ下落。リスク回避の円買いが優勢となった。


 ポンド・ドルは、1.4247ドルへ下落後、1.4409ドルへ上昇。EU離脱回避のために英国が求めていた改革案をEUが合意したため、英国のEU離脱懸念が後退、買い戻しが加速した。ドル・スイスは、0.9950フランから0.9888フランへ下落した。

《KK》

 提供:フィスコ

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