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【市況】欧州株は高安まちまち、方向感に乏しい展開か


18日のNY市場は下落。原油相場の荒い値動きに振らされたほか、経済協力開発機構(OECD)による世界経済見通しの引き下げで世界経済の減速懸念が強まったことが嫌気された。ダウ平均は40.40ドル安の16413.43、ナスダックは46.53ポイント安の4487.54。

グローベックスの米株先物であるが、NYダウで10ドル高程度と小幅な値動きとなっている。欧州は1月の英小売売上高が前月比+2.3%で予想上回っており、ロンドンは小反発で始まった。ただし、売り買いが交錯しているようであり、ドイツは小幅ながらも下げに転じている。週末要因のほか、来週には上海で26-27日に開催される20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議での協調姿勢への思惑等から、強弱感が対立しやすいだろう。また、原油先物相場の動向なども引き続き変動要因になりやすいとみられる。なお、経済指標では消費者物価コア指数(1月)が予定されている。

《MT》

 提供:フィスコ

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