日本郵船<
9101>、商船三井<
9104>、川崎汽船<
9107>など海運株が前日終値近辺で推移、全体下げ相場のなかで底堅さが目立っている。鉄鉱石や石炭、穀物などを運ぶばら積み船市況の総合的な値動きを表すバルチック海運指数が前日18日時点で6ポイント高の313と5日続伸しており、これが株価にポジティブに働いている。バルチック指数は年初から一貫して下落歩調を続け、2月初旬から中旬にかけて300を割り込むなど指数創設以来の安値ゾーンで低迷していた。しかし、ここにきてようやく底入れの兆しが見えてきた。
出所:株式経済新聞(株式会社みんかぶ)