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【市況】日経平均は146円安でスタート、米株安を受け売りが先行/寄り付き概況


日経平均 : 16050.40 (-146.40)
TOPIX  : 1298.83 (-12.37)

[寄り付き概況]

 本日の日経平均は反落して始まった。18日の米国市場では、経済協力開発機構(OECD)による世界経済見通しの引き下げで世界経済の減速懸念が強まり、投資家心理が悪化。在庫増加を受けて原油相場が売り優勢に転じたことも重しとなり、NYダウは40ドル安で取引を終えた。シカゴ日経225先物清算値は15955円となり、これにさや寄せする格好で東京市場でも売りが先行している。

 売買代金上位では、三菱UFJ<8306>、三井住友<8316>、みずほ<8411>といったメガバンク株が軒並み3%超下落しているほか、ソフトバンクグ<9984>、トヨタ自<7203>、ソニー<6758>などのその他売買代金上位も全般軟調。マツダ<7261>、野村<8604>が4%超、国際帝石<1605>が7%超下げている。反面、業績観測の伝わったNTTドコモ<9437>のほか、NTT<9432>、KDDI<9433>などがしっかり。シャープ<6753>も2%前後の上昇となっている。

 セクターでは、鉱業が大幅下落しているほか、非鉄金属、証券、石油・石炭製品などが下落率上位。一方、不動産業、医薬品、陸運業などがプラスとなっている。
《SY》

 提供:フィスコ

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