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【市況】個別銘柄戦略:通信株などディフェンシブ銘柄に資金シフトの余地


上昇した週の週末とあって利食い目的の換金売りが集まりやすい中、米国市場の株価下落によって、売り優勢の展開が見込まれよう。景気循環株は総じて戻り売りが優勢の展開に。とりわけ、トヨタの鋼材支給価格引下げ報道、H形鋼安値との報道が伝わっている鉄鋼セクターの動向には警戒感も高まる可能性があろう。一方で、直近相対的に上値の重かった通信株などは、ドコモの来期業績観測報道なども支援に、リバランスの動きが期待されるところ。前日にかけて人気化しているものが多いゲーム関連株、誘致で異業種連合と伝わっているフィンテック関連、能力増強が報じられている風力発電関連銘柄などいったところには、テーマ物色の動きが強まる余地も。

《KS》

 提供:フィスコ

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